「鋼の自己肯定感」

鋼の おすすめ読書
「鋼の自己肯定感」
「鋼の」というと「鋼の錬金術師」は好きな漫画だが、名前でひかれて読んでみました。読みやすい本で特にアファーメーションや習慣について書いている本です。
鋼の
文部科学省(2012)によると、日本の高校生は、アメリカ、中国、韓国の高校生と比べ、自己肯定感が低いという。「私は価値のある人間だと思う」という項目に関して、「全くそうだ」と答えた日本の高校生は7.5%(アメリカ57.2%、中国42.2%、韓国20.2%)であり、他国と比べ、自己肯定感の低さが目立つ。日本の高校生に関していえば、「全くそうだ」7.5%、「まあそうだ」28.6%、「あまりそうではない」46%、「全然そうではない」16.7%という結果。6割以上の生徒が、自身のことを消極的に捉えているということのようだ。(キャリア教育と関連した表現活動の試み一ワークショップ「短所と長所は表裏」の実践*星野祐子 平野多恵**2012)

上記のような日本の自己肯定感の低さを題材に、シリコンバレーで働き、暮らしたの中で体験等から自己肯定感をどのように上げようかと指南してくれます。固くなく、またシリコンバレーと日本の比較をすることで、他国に遅れを取っているといわれる日本を客観的に見て、今後について考えさせられるいい題材だと思いました。

キャリア相談をする際にも自己肯定感の低さは感じるところではあり、特に地方の若年層においては顕著です。キャリアアドバイスの際にご本人に自信を持ってもらうことも大事なポイントだと思っており参考にしたいと思っておりました。控えめな方は謙遜するだろうし、ゴール設定が明確でなく達成感がない、友人や親戚と比べてまだ満足できる状況ではないということではないかと思います。

さて、この「鋼の自己肯定感」そのほかにもたくさん参考になることがありましたが、話題を変えて、「我々はチャンスを見逃している、かもしれない」という点について、何年か前に見て印象に残っていた動画に再会したので紹介したいと思います。

その動画は、セレクティブアテンションテスト(選択的注意テスト)と呼ばれるもので、ハーバード大学の研究室が作成した動画によるテストです。

実験内容は簡単で、黒いシャツと白いシャツを着たチームがそれぞれバスケットボールを持って、狭い場所で入り乱れながら自分のチームメイトにパスしていきます。動画をよく注して見ながら白いユニフォームのチームのメンバーが、何回パスをするか数えてください。
なかなか集中力を要する実験なのですが、貴方は一度で正解を出せるでしょうか?
さあ、さっそくチャレンジしてみましょう!

さて、答えはいくつだったでしょうか?

答えは次のページへ!

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