毎月1回、前の月を振りかえり、出来事や経済について仕入れておこうという企画です。振り返る時間がないという方も遡って読んでもらえるように日々読みやすくしていければと思います。
1.2月末時点のトピックス
2.2月の株価の指数
3.その他の経済指標
4.まとめ
1.2月末時点のトピックス
4日 北京冬季五輪開幕
21日 山形、島根、山口、大分、沖縄の5県に出ていた「まん延防止等重点措置」を解除
24日 ロシアがウクライナに侵攻
25日 厚生労働省は、2021年の人口動態統計の速報値を公表した。出生数は84万2897人で、6年連続で過去最少。
2.株価・指数
※毎月25日時点の株価・指数を追いかけていきます。日経平均株価の他、インデックスのeMAXISシリーズS&P500と、全世界株式(オール・カントリー)を追いかけます。
(1)日経平均株価 :26476円(前月27131円)
(2)eMAXIS Slim S&P500 :17299円(前月17527円)
(3)eMAXIS Slim 全世界株式:15445円(前月15733円)
(4)ドル円為替 :115.56円/ドル(前月:113.88円)
3.その他の経済指標
(1)政府の2月の月例経済報告
景気「一部に弱さ」 オミクロン拡大、5カ月ぶり下げ―2月経済報告(JIJI.COM)
【図解】2月の月例経済報告(JIJI.COM)
政府17日公表した2月の月例経済報告より、
・景気の全体判断
「持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さが見られる」に下方修正
(判断の引き下げは昨年9月以来、5カ月ぶり。変異株「オミクロン株」の感染急拡大で、内需の柱である個人消費を「このところ持ち直しに足踏みが見られる」へ下方修正したことを踏まえた)
・1月までの全体判断は「持ち直しの動きが見られる」だった。
・まん延防止等重点措置が長期化、2月報告では景気の先行きについても「感染拡大による影響や供給面での制約、原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意する必要がある」と強い警戒感を示した。
(2)消費者物価指数
2月の消費者物価0.6%上昇、「携帯」要因除けば2%超え(日本経済新聞)
総務省3月18日発表2月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)より、
・生鮮食品を除く総合指数が100.5と前年同月に比べて0.6%上昇した。
・高騰する原油や原材料の価格転嫁が進み、食料品や電気代などが上昇。
・携帯通信料金の引き下げの影響を除くと上昇率は2%の節目を超える。
・上昇幅は前月(0.2%)から拡大し、20年2月(0.6%)以来、2年ぶりの大きさとなった。
※調査日の関係でロシアによるウクライナ侵攻の影響を反映していない。
・エネルギー関連が全体で20.5%上昇し、1981年1月以来41年1カ月ぶりの上げ幅。電気代は19.7%、都市ガスは22.9%、ガソリンは22.2%それぞれ上がった。エネルギー品目の上昇分だけで全体の総合指数を1.41ポイント押し上げ。
・生鮮食品以外の食料は1.6%上がり、伸び幅は1月(1.3%)を上回る。円安や海外での需要増の影響を受けて牛肉輸入品(11.1%)や牛丼(9.1%)が上昇。調理カレー(16.1%)も上昇。小麦粉の価格上昇で食パンなどのパン類も上がっており、原材料価格の上昇分を反映した値上げの動きが広がる。
・携帯電話の通信料は大手各社が21年春から格安プランを導入した影響で53.6%下がった。この下落分だけで総合指数を1.48ポイント押し下げ。
電気代やガソリン代って上がったりしても、必要なものなので受け入れるしかなく苦しい。これから3月なので灯油の利用は控えられるものの、節電やちょっとした移動は歩くなど工夫したいですね。燃料高、小麦不足でインフレも進んでいるほか、円安気味になってきているため、物価の上昇が懸念されます。すぐにではないとしても、徐々に上がり、気づいたらずいぶんいろいろ値上がりしてるという状態になると思います。現金の価値もその分下がってしまうので要検討です。
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