【転職知識】「完全失業率」とは何か?何がわかる?

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転職就職で役立つ知識。わからないことがわかれば色々見えてくる、緊張もほぐれる、そんな知識を少し覚えておきましょう。

「完全失業率」、よく聞く言葉だけどわかりますか?
今日は言葉の意味だけでも覚えられればと思います。

「完全失業率」=「すぐに仕事に就ける人」÷「労働人口」

ちなみに日本の完全失業率は2~3%前後、アメリカは5%前後。
コロナ禍でも日本は3%前後をキープ、一方アメリカは2020年4月には一時30%近くまで上がりました。日本とアメリカの雇用の仕方の違いがみられますね。
完全失業率とは、上記の式で表されます。上記のすぐに仕事に就ける人は、仕事に就きたい人を指し、専業主婦主夫の方などは除きます。
日本の失業率は世界的にも低く、高いところだとスペインが14%前後、イタリアが9%前後となり、近いところでいうと、韓国、ドイツが3%前後です。
日本に関しては、終身雇用制度を柱に据える日本型経営や経済の高度成長、また戦後の1945年以降から物価が上がるインフレが続いた(成長期だった)ので、働く場所も多かったこともあり問題とはならなかったということのようです。
隠れた問題として

非正規労働者の割合は40%

失業率が低い一方で、雇用者総数が約5700万人ほどのなかで、正社員は60%程度にとどまっています。40%はパート、アルバイト、派遣、契約、嘱託など不安定な雇用契約「非正規労働者」です。

これは、近年の働き方の選択肢と考えることもできますが、正社員として採用した場合なかなかクビにできないという日本型の経営を反映しているとも言えます。大手の会社の多くがこれにあたります。一方で地方中小企業ではそれほど気にしてないようにも思えますが。一方米国では、映画でもみるような「You’re a fire!(お前はクビだ!)」に見られるようにビジネスの停滞を理由に解雇することが許されています。(その分逆に能力が高い人は、経営者に強気な発言もします)。どっちがいいんでしょうね。

・日本の完全失業率は3%前後。コロナ禍でも安定。
・日本の雇用者者総数は5700万人程度。内40%は非正規雇用。

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