【転職不安解消】国民年金って将来いくらもらえるの?

転職とお金について

きょうのテーマは、「年金」について。
年金問題ってなに?国民年金、厚生年金って何なの?いくらもらえるの
我々サラリーマンにとってしていなければならないことなんですが、意外というか全然知らないという人多いんじゃないですかね。私は知りませんでした。いいところも悪いところも。

将来を考えて転職の漠然とした不安に老後資金があります。
ちなみにいくらあれば老後の生活は豊かと言えるんでしょうか?
知らないのは恐れを生み、余計な不安を生むでしょう。
きょうはそんな不安解消のたしになればと思います。ではよろしくお願いします。

CONTENTS
1.ざっくり年金を知ろう「3つのグループ、3つの保障」

2.年金、実際いくらもらえるのか
3.TPICS.年金は保険?年金についてもう少し知ろう。

1.ざっくり年金を知ろう「3つのグループ、3つの保障」
まず年金について、基本的なことをざっくり簡単に確認しましょう。
一部端折っていますので、詳細については興味のある方はお調べください。
>>詳細:日本年金機構ホームページ

(1)年金の3つのグループ
年金には3つのグループがあり、現在20歳になるとどれか1つに加入することになっています。
3つのグループとは以下
・第1号被保険者:自営業・学生・フリーター
・第2号被保険者:会社員(+厚生年金)・公務員(+共済年金)
・第3号被保険者:主婦・パートなど配偶者

(2)年金の3つの保障
・老齢年金:みんな知ってる年金の保障
・遺族年金:家族を残して亡くなってしまっときの保障
・障害年金:障害や難病で働けなくなった時の保障

nennkin
日本年金機構ホームページより

2.年金、実際いくらもらえるのか
このサイトは地方のサラリーマン向けですので、サラリーマンベースで考えます。
計算方法としては、PSRnetworkさんの「簡易年金試算」を活用します。
「簡易年金試算」https://www.psrn.jp/tool/nenkin_sj.php

仮に、
・大学生の20歳から国民年金(学生で2年)を支払いはじめ
・就職後は上乗せの厚生年金の支払い(平均年収が450万)60歳(38年間)まで支払った
※高卒の場合は18歳から厚生年金支払い
とした場合、

上記の条件からすると、
・65歳から、老齢基礎年金から年間80万円
・65歳から、厚生年金から年間約94万円(年収の報酬比例部分)

結論として

・65歳から、合計年間約174万円の年金が受取れることになります。
・月14.5万となります。

働いているときに比べて少なくなりますが、何もしなくてももらえるのだから楽ではありますね。家のローンなど大きな借金・負債がなければ、地方では暮らせるレベルですかね。
ちょっと心もとないので、今から将来に向けて投資をおこなったり、副業を考えたりするのも手です。また配偶者がいる方は合わせると25~30万くらいになれば少し楽ですね。

 

その他年金について覚えておきたいこと。(2021年11月時点)
・国民年金は最大60歳までで支払いが終了。
・厚生年金は60歳までが基本だが、再雇用等で加入期間を増やせばより増える。
⇒最大70歳まで加入が可能。
・厚生年金は65歳からの支給開始。60~64歳の繰り上げ支給も可能で選択性。
⇒受給開始を繰り上げて60歳からもらうと、30%ダウンの70%の受給額となる。
⇒受給開始を繰り下げて70歳にすると、42%アップの142%の受給額に。
66歳で8%アップ、67歳で16%アップなど健康状態に応じて判断したい。

自分の体は自分がよく知っていますので、どこで折り合いをつけるのかは先のことかもしれませんが重要ですね。ほかにも準備しておいて、早めの受給で動けるうちに遊ぶのもよし、なるべく働きながら多めの年金をもらう老後を考えるもよしですね。私個人としては迷うところではありますが、60までにもう1本、2本収入源をつくって早めに需給を受けるというのもいいかなと思っていますが、収入源次第ですね。

いまは収入源をつくるために十分とは言えませんが時間がありますので、どんどんチャレンジしてみます。20代、30代の方なら今から十分準備に間に合うと思いますので、今回の内容をもとに考えてみてはいかがでしょうか?

3.TPICS.年金は保険?年金についてもう少し知ろう。
(1)年金は本当にもらえるの?
 年金は100年安心と言われているそうです。
①マクロ経済スライド:ざっくりいうと社会情勢に合わせて徴収額を調整している
②元本が増えている
今年「年金運用益、過去最高の37兆円 20年度、株高が寄与(021年7月2日)」という記事もあり、話題になりましたが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の発表で、2020年度の公的年金の積立金運用益は、37兆7986億円と過去最高の黒字となりました。

いずれにせよ、サラリーマンや公務員から安定的に納付がされるのがみこされてますので、ダメになることはないと思います。ただ、納付額が増えてきたりすることはあるかもしれません。

(2)厚生年金っていくら払ってるの?
ー 月給の9.15%が毎月天引きされている。
年収が多い人は多く、少ない人は少なく払っています。国民年金は同じ額を収めていますが、厚生年金はその年収によって違います。その分、将来支給される年金額が異なってきます。年収が多い人は支給も多いということですね。

厚生年金保険に入っている会社員は、毎月の給料から月給の9.15%が保険料として天引きされています。実際の保険料率は18.3%となりますが、半分は所属する会社が負担しています。給与明細には会社と折半後の保険料額が記載されています。

天引きされる保険料額は、31等級に分けられており、1カ月にもらう基本給や手当などの合計(報酬月額)が当てはまる「標準報酬月額」に保険料率(9.15%)をかけた額が毎月の給与から天引きされてます。
保険料額表(令和2年9月分~)

今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。一緒に学べてれば幸いです。社会の仕組み、お金がどこでとられているのかも学んで賢く将来の準備をしていきましょう。ではまた!

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