【5分で分かる、転職活動の際に入れておきたい情報】2021年7月

経済トレンド&ニュース

毎月一回、「転職活動の際に入れておきたい情報」をお伝えするコーナーです。変なタイミングですみません。本当は月初がいいんだと思いますので、少しずつ修正していきますー。

CONTENTS
1.景気について

2.失業率について
3.コロナ関連

1.景気について
7月21日時点での株価・指標は以下の通り

(1)日経平均株価 :27,548.00円
21日に6営業日ぶりに反発、前日比159円84銭(0・58%)高の2万7548円00銭で終えた。

https://www.nikkei.com/markets/worldidx/chart/nk225/
※日経平均とは?:日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から選んだ、日本を代表する225社の平均株価です。「日経平均株価」と「日経225」も同じものを指す。日本経済の動向を示す代表的な株価。

(2)TOPIX:1,904.41pt

https://finance.yahoo.co.jp/quote/998405.T/chart
※TOPIXとは?:Tokyo Stock Price Indexの略で、東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とし、日本の株式市場を広範に網羅。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したもので、日本経済の動向を示す代表的な経済指標。

(3)J-REIT指数:2,145.08pt

https://www.google.com/finance/quote/REIT:INDEXTYO?sa=X&ved=2ahUKEwjUxriU2PfxAhVQE4gKHT8BByYQ3ecFMAB6BAgEEBo&window=6M&comparison=
※J-REITとは?
Japan-Real Estate Investment Trust。投資家から集めた資金で、日本のオフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する投資商品。日本の不動産の動向を示す代表的な株価。

2.失業率について

(1) 就業者数
就業者数は6667万人。前年同月に比べ11万人の増加。2か月連続の増加
(2) 完全失業者数
完全失業者数は211万人。前年同月に比べ13万人の増加。16か月連続の増加
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は3.0%。前月に比べ0.2ポイント上昇
引用:https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html

・雇用回復にはまだ時間がかかりそう
6月29日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2カ月連続の悪化となった。厚生労働省が同日発表した5月の有効求人倍率(同)は前月から横ばいの1.09倍。4月下旬、今月7月に発令された緊急事態宣言の影響もあり、雇用回復にはなお時間がかかりそう

・完全失業率が3%になるのは2020年12月以来
完全失業者(原数値)は211万人で前年同月比13万人増で、16カ月連続で増えた。就業者数(同)は6667万人で同11万人増加した。

・5月の有効求人(季節調整値)は前の月から0.3%減
働く意欲のある有効求職者(同)は0.4%減少した。正社員の有効求人倍率は0.90倍で前の月を0.02ポイント上回った。

・景気の先行指標となる新規求人(原数値)は前年同月比で7.7%増加
新型コロナ前の19年同月と比べると26.9%減っているものの、増加傾向。特に「製造業」「卸売業、小売業」「宿泊業、飲食サービス業」などで求人の回復が弱い。

※有効求人倍率:仕事を探す人1人に対し企業などから何件の求人があるかを示す割合。

3.コロナ関連
「ワクチン接種ようやく増加中」
・7月に入って加速的に増加中

7月18日時点で1回目接種33.54%、2回目接種21.56%
5月くらいから増えはじめ、6月末で10.9%だったのに対し、7月では一気に加速しておりだいぶ日本も増えてきました。
また国内全国各地域平均的に接種しているようです。私の周り、同世代でも1回目受けたよ、という人がちらほら出てきました。オリンピックもはじまり、間に合うように接種をしたという方も多くみられました。

・7月8日、4度目の緊急事態宣言
一方で、オリンピックを前に、4度目の緊急事態宣言が発令さら、12日からスタートしましたが、東京では1日の感染者数が7/10の950人から7/21には1832人と2020年の1/7の2520人に近づくなど不穏な動きが出ております。

・世界的に見て日本は遅れているのか?
ちなみ世界に目を向け1回接種だけでいうと、カナダ・イギリス約70%、アメリカ・フランス約55%。ほかの先進国に遅れているといわざるを得ません。

日本の33%以下だと、韓国31%、インドネシア15%くらい。
中国は43%。インドは23%、ロシア21%ですが、まぁ、あの人口、あの国土の広さですからね。

完了したよ、という割合でみると以下の通りです。接種が完了するとマスクなしでの活動に戻っていきますので、小さなとこでは街としてレストランや飲み屋、観光施設等の規制がなくなり機能が回復します。また、接種が完了した国から、国と国の人流も回復していきますので、早く完了したほうが有利だよね、ということになります。
ITの開発でもスピードを重視する企業を多く抱えるアメリカ、中国は早いですね。だ、変異株デルタ株についての警戒も高まっております。


参考:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/progress/

ワクチン接種が進むと、経済活動が戻り、また雇用が増えてきます。
特にコロナ禍で人員を減らさざるを得なかった業界、飲食や観光、接客を必要とする業界では募集が増えてきます。減った分だけまた新たに集めようという動きが出ています。
状況を前向きにとらえ、他社に先駆け積極的に雇用しようという経営者も増えてきて、前倒しで動きが出てきたように思えます。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました