「転職までのスケジュール」
失敗しない転職の始め方
1.たくさんの求人情報に触れる
2.転職までのスケジュールを意識
3.自分の目的に合った企業や求人に応募する
2.転職までのスケジュールを意識
3.自分の目的に合った企業や求人に応募する
前回は、転職を始める際のサイトやエージェントの紹介をしました。
今回は「2.転職までのスケジュールを意識」についてお伝えしてきたいと思います。
今回は「2.転職までのスケジュールを意識」についてお伝えしてきたいと思います。
転職までのスケジュールについてよく聞かれます。
転職までの期間は早ければ2週間、こだわれば3か月以上という方もいます。また、働きながら転職活動する人や、忙しすぎて先に辞めてしまっているかによっても期間は変わってくるでしょう。
今回は現在就業中の方はいつ今いる会社に退職の意向を伝えて、いつ今いる辞めて、いつ次の会社にいくかについてお伝えします。決まるか決まらないかは、時期を自分でコントロールできないこともありますので、始める前にざっくりつかんでおくといいでしょう。また心構えもしておきましょう。
目次
1)「辞める」ことを決める、「転職する」ことを決めた方がいい
2)辞めると伝えるタイミングは「内定」がでてからで十分
3)中小企業あるある。辞めさせてくれないときの対処方法
2)辞めると伝えるタイミングは「内定」がでてからで十分
3)中小企業あるある。辞めさせてくれないときの対処方法
1)「辞める」ことを決める、「転職する」ことを決めた方がいい
辞めるやめないはあるりますが、真剣じゃなく面接を受けたりするのはあまりお勧めしません。企業側も時間をわざわざとって、本気で人が欲しいと思っていますので、人としてわきまえたいところです。ということで、転職の意思・緊急度・やる気などで変わってくると思いますので、下記3段階で考えてもいいんじゃないでしょうか。
①絶対やめたい×すぐ辞めたい=緊急度MAX。
すぐに探そう、転職エージェント、ハローワークに相談しよう、という段階。
・毎日残業で残業代が出ない、眠くて事故りそう。
・毎日残業で残業代が出ない、眠くて事故りそう。
体調不良につながるような状況なら、個人的にはすぐに「辞める」ことを考えることをお勧めします。ハローワークやエージェントにでも相談しよう。月40時間以上が当たり前という会社で、それ以降働いた分の残業代が別途出ない会社は要注意。「働き方改革(2019年4月~)」が出てからは改善されてきました。
頑張り屋の方、新卒一社目の方は年齢にかかわらず、特に無理をしないで一度相談しましょう。気の利いたエージェントなら客観的な意見がもらえます。社内で相談しても同じ状況で答えは持っていないので、愚痴になりますし、友人は転職に関しては参考になりません。男同士だと給料などは言いずらいですしね。
・心が病みそうな場合、一刻を争うので急ぎましょう。
②辞めたいが自信がない、いいところがあれば辞めたい=なんとなくだが辞めたい
辞めたいが転職できるか自信がない、いまよりいい条件ならやめたい、そんな方は一度立ち止まって考えたうえで、相談してみよう。転職して何を手にしたいのだろう?
・辞めたい理由を明確に
年収、キャリア不安、人間関係、残業休日、やりがい…etc
・次に実現したいことを明確に
年収、WLBなど条件の改善など自分の努力ではどうにもならない、会社の体質が変わらないなどは何年たっても変わらないことが多いなと思います。
・どんな仕事で、どんな活躍がしたいか?
・どんな仕事で、どんな活躍がしたいか?
最近は20代前半なら、職種・業種の両方を変えたい、キャリチェンジの相談も多いです。例えば食品メーカーの営業で入社したが、IT企業でSEがしたい、のようなことも増えました。
③いまの会社で特に不満がないがなんとなく不安
本気で「辞める」のか、「辞めなくていい」のか相談して考えよう。
・恵まれた環境にいても不安は尽きないもの。そういう時は情報を集めることが必要だし、求人を見てみたり、ハローワークやエージェントに相談し、客観的な情報が何よりも必要だろう。
福利厚生抜群のホワイト企業なのに給料が安いから、縦割りで覚えることが限られるなどよくある相談です。現職を続けながら副業をお勧めすることもあります。情報収集の時は、エージェントには情報収集と伝えておきましょう。「まだ固まってないんですが、登録していいですか」など先に伝えておくとよいです。
①のように、緊急度が高い場合は、本人の熱量を感じ、企業も動きやすくなります。転職の意思あなたと企業、お互い本気だとが固まっていれば信用され、転職のスピード感も早まります。
2)辞めると伝えるタイミングは「内定」がでてからで十分
転職活動をして、「内定」をもらってからで大丈夫です。ただ、仕事が忙しすぎて朝早く夜遅く休みが週一などの方は先に辞めてしまう方も多いです。また、地方の年配の社長の場合結婚されている男性だと気にされる人もいらっしゃいます。
社内規定にもよりますが、大体内定から1ヶ月で入社が多いタイミングです。引継ぎして、有休も紹介したいので2か月、という方は企業に相談しましょう。エージェントがいるときはエージェントに早めに伝えましょう。
3)中小企業あるある。辞めさせてくれないときの対処方法
これは、中小企業によくあります。「次の人が決まるまでいてほしい」、「急に言われても困る」など会社の都合があります。とくに経理などの管理部、SEなどの専門職に見られます。あなたの人の好さに付け込んで、すごまれることもあり、非常に心に負担がかかることもあります。
①退職までの流れ
・一般的な流れ
(1)辞める決意を固める
(2)退職願を作成。退職希望日を記載
(3)直属上司に退職を申し出て、退職願を手渡す(口頭で申し出るだけでもOK)
(4)退職が承認されたら、正式な退職日を決める
(5)会社の決まりに沿って退職届を提出する
(6)社内・社外での業務引き継ぎや退職あいさつ、退職
(2)退職願を作成。退職希望日を記載
(3)直属上司に退職を申し出て、退職願を手渡す(口頭で申し出るだけでもOK)
(4)退職が承認されたら、正式な退職日を決める
(5)会社の決まりに沿って退職届を提出する
(6)社内・社外での業務引き継ぎや退職あいさつ、退職
基本は上記の流れとなりますが、先述のように会社によって違います。
②基本は退職を申し出て2週間で退職できる。
③最終手段は「退職代行」
法律上は、「職業選択の自由」により、退職意思を示して2週間たてば辞めれますので、思いつめずに考えましょう。仮に企業から「訴える」といわれても、企業が勝つことはほぼないといわれています。悪評もたちますので、企業側としては避けたいのが本音。
ただ、非常識な辞め方や、誠意なく一方的に辞めるのもよくないことです。お互い人間ですので、常識の範囲内ですすめましょう。
Photo by Alejandro Escamilla
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