転職のカウンセリングをした際に、「何をしたらいいですか」とよく聞かれます。
そういうときは、まずは書類を作成しましょうと、おすすめしている。
自分の振り返りをする機会になるからだ。日々過ごしていて、自分を振り返ることはあるだろうか?あまりないよ、という方が多いのではないかと思う。
まず小さな一歩を踏み出すことで、リアリティーも出てくるのでぜひつくってみよう。
| 選考に必要な書類をつくる
企業に応募する際は「職務経歴書」「履歴書」の提出が必要になります。特に職務経歴書は重要です。応募前に大枠を準備しておき、企業に合わせて調整しながら提出できるようにしておくといいでしょう。
書類選考では、必ず履歴書と職務経歴書のどちらも提出します。書く目的や内容、書き方などを考えて書いてみましょう。
先に作っておくことで、転職活動もしやすくなりますよ。
|「職務経歴書」は自分を伝えるプレゼン文書
職務経歴書は書類選考に使われますので、自分の職務経験や実績、志望動機、自己PRなどをしっかり盛り込みましょう。
以下にポイント、コツをまとめます。
ポイント:
自分の職務を振り返り、実績やエピソードを具体的に書きましょう。
職務経歴書では自己PRを書くことになりますが、まずは自分の仕事内容や実績を振り返りましょう。
また、自分を振り返り、自分の強みや客観的に評価されたエピソードなどを思い出してみましょう。自分では気づいてない強みに気がつくこともありますよ。
また職務経歴書は、書類選考で印象を左右しますので、できるだけ具体的にわかりやすく書くことが重要です。内容としては以下、
(1)職務要約:
卒業から今までの職歴の要約として4行程度でまとめる
(2)職務詳細:
過去の勤務先について、在籍期間や業務内容を記入。
実績・成果があれば、具体的に数字を入れて、前年比や目標対比、取組前後などを記入するとより分かりやすいです。
業務を通じ得たことや、今後に生かせることなども入れてみてもOKです。
業務を通じ得たことや、今後に生かせることなども入れてみてもOKです。
(3)PCスキル
ワード、エクセル、パワポなどのスキル。
例:文書作成、プレゼン資料作成等
(3)自己PR
得意分野や、何が即戦力になるか、業界・業務への思いなどを書きましょう。3項目ほどあっても問題ありません。
ポイント:
企業・ポジションに合わせた志望動機を考える
これは、職務経歴書に必ずしも落とし混む必要はありませんが、面接で必ず聞かれる質問ですので、考えながら書くとよいでしょう。
カウンセリングで「どんな仕事がしたいですか?」「どんな会社に行きたいですか?」という質問をすると、年収が高くて、休みが多くて、、と条件を答える人がいます。
また、特にやりたい仕事や、行きたい業界はありませんというひとも少なくありません。
新卒入社時にやった方も多いとおもいますが、職種業界研究はしっかり行いましょう。理由は中途採用の方がハードルが高いからです。
企業についてほとんど知らないまま面接直前まで過ごしてしまった、という方もいます。
転職は転職する側と、雇う側との要望が合って初めて達成されますので、職種・業界を知った上で志望動機を準備をしましょう。
面接の回数は大概、1回か2回です。普通で考えても全てを知ることはできませんので、どれだけそのき会社を知り、興味をもって質問をぶつけることが、入社後のイメージの食い違いの防止にもなるわけです。
下記要素を盛り込み企業に合わせた志望動機を準備しておきましょう。
- なぜ企業(求人)に応募したのか?
- なぜ応募した企業に貢献できるのか?
|「履歴書」を作る
基本的に履歴書は本人確認の書類・人事情報として、内定後に保管するために使われるので、選考に直接影響を与えるということはありません。
しかし、顔写真や職歴、書き方など、応募者の印象を少なからず左右するので、手を抜かずに最低限のルールを守り、マイナスの印象を与えないように、丁寧に、正確に作成しましょう。
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